ワインエキスパートへのおすすめ書籍を紹介!ステップアップ

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「ワインエキスパートを取ったけど、次はどうやって勉強したら良いんだろう?」

これ、ワインエキスパートあるあるです。

資格取得までは教本や市販の参考書、スクールの書籍や問題集などで勉強します。

しかしこれらのうち教本以外は資格取得に焦点が当てられており、資格を取った後にさらに深掘りするのには使いにくいです。

また教本はページ数の関係で、あまり深いところまでの記載はありません。

一方、ネットで「ワイン 書籍」などと調べると入門者用の書籍ばかりが出てきて、新たな勉強にはならないことも多いです

そこで今回は、ワインエキスパートを取った後も学習し続けている私が、実際に読んでみてステップアップに活用できた書籍をご紹介します!

簡単に読めるものから難易度の高いものまでご紹介しますので、是非最後まで読んでみてくださいね。

難易度★☆☆ ワインの新スタンダード

試験勉強で得た知識を、実際に使用していくために役立つ書籍です。

内容は主に、レストランなどでワインを楽しむシチュエーションをベースにしてワインを使っておもてなしをしたり、ワインを楽しむ方法に関するもの。

ソムリエ目線で書かれており、初心者でも読めるように配慮されていますが、要所要所に 試験勉強では学ばなかった知識がちりばめられています。

例えばスマートなオーダーや品種の紹介の仕方、ダブルデカンタージュなどの細かな技法まで、幅広く知ることができます。

ワインエキスパートならサクサク読める難易度ですので、まずは試験で学んだことに若干のプラスを行い、より実践的にしていくことができますよ。

Kindle Unlimitedで読み放題なのも嬉しいポイント。

コットン
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試験で頑張った「お勉強」を「実力」に変えていくために役立つよ!

難易度★★☆ ブラインドテイスティングの教科書

楽天ブックス
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テイスティング能力を鍛えたい方や、試験勉強で習ったコメントしかできない人には読んでいただきたい一冊。

ブラインドテイスティングのやり方や背景知識に特化した書籍で、テイスティング解説の決定版です。

内容は人体の感覚器とテイスティングの関係やワインが発している情報の拾い方、醸造工程で発生する成分、品種や産地の特徴など。

例えば苦味、酸味、甘味などの味わいがどのような順番でどう感じるか、それをもとに製法や品種にどう繋げるかなど、二次試験勉強とは一線を画す知識が得られます。

ブラインドテイスティングによく使われるブドウ品種と産地ごとの特性を解説した資料もあり、これを読むだけで相当なレベルアップができますよ。

ワインエキスパートを取ったばかりだと、テイスティングコメントが一様になりがち。

コットン
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例えば白ワインの香りなら「柑橘、りんご、スイカズラ、石灰」と、テンプレート的に言ってしまっていませんか?

それぞれの言葉の意味をちゃんと知るために、本書の活用がおすすめです。

難易度★★★ 新ワイン学

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ワインの製造者が勉強に使用しているレベルで、醸造学を深く解説している書籍。

内容は多岐に渡り、微生物、地質、醸造工程と芳香成分や味わいがどう繋がっているかを科学的に解説。

分子構造も随所に出てくるため、化学が苦手な方は読むのに時間がかかると思いますが、内容は非常に濃く、実用的な知識が多いです。

例えば試験なら「メルローは右岸、カベルネは左岸」と覚えるだけのところ、「カベルネの成熟時は土壌水分が一定以下になる必要があり、保水性の高い粘土は合わない」と深掘りできるようになります。

コットン
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エキスパート試験で暗記した内容を、理解できるようになるよ!

これらの知識を得ると、テイスティングの際に「硫黄の香りの還元臭があるから、酵母の要求窒素に対してブドウの窒素が足りなかったのかな?ということは…」などと深く考えることができます。

また、生産設備や経済性などについても記載されているため、ワインエキスパートエクセレンスの論述試験対策としても役立ちます。

かなり読みごたえがありますが、特にワインの味わいに対してテロワールや醸造工程がどのように影響するか、並みのワインエキスパートをはるかに凌ぐ知識が得られます。

すこしずつでも、読んでみてはいかがでしょうか?

難易度☆☆☆ うなぎでワインが飲めますか?

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何の知識が無い初心者でもサクサク読める書籍ですが、番外編として紹介します。

日本を代表するソムリエ、田﨑先生の著書でワインを楽しむための読み物。

内容を見てみるとコップに並々とワインを注いで飲むのもOK」「赤ワインを冷やしてもOK」など、ソムリエ教本には間違っても書かれていないことがズラリ。

一見するとエキスパート向けではありませんが、この本をワインエキスパートにおすすめしたい理由はズバリ、「頭を柔らかくしてほしいから」。

本の中にも記載がありますが、ワインは嗜好品であり、本人が美味しいと思えるなら何をしたって良いのです。

コットン
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ビールや日本酒は気軽に飲むけど、ワインは食事との相性を真剣に考えなければいけない…というのは変ですよね。

エキスパート試験で「こうあるべき」「こうしなくてはならない」と凝り固まってしまった頭を、一度ほぐしてみてはいかがでしょうか。

動画でワインを学ぶ方法もある

ここまで書籍をご紹介してきましたが、動画でもワインを学べます。

ヴィノテラスワインスクールが行っているブラッシュアップ講座やマスタークラスセミナーは、ワインエキスパート有資格者にピッタリなレベル感。

わかりにくくて試験で捨てた分野や産地についても掘り下げ、より実用的で高いレベルの知識を得ることができます。

講師の説明が非常にわかりやすい上、ほとんどのセミナーに試飲用のワインがついてくるため、楽しみながら学習できます。

コットン
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ワインエキスパート合格はスタート地点!

いかがでしたか?

ワインエキスパートは取っても「ワインなら任せて!」とはなかなか言えないもの。

資格取得後もたまには勉強して、ワインを楽しんでみてくださいね。

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