【神の雫掲載ワイナリー】ジゴンダス オー リューディー 2016 ドメーヌ サンタ デュック のレビュー

ジゴンダス オー リューディー 2016 ドメーヌ サンタ デュック レビュー
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コットン
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漫画「神の雫」にも登場した、サンタ デュック のジゴンダスをレビューしていきます。

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この記事を書いた人

【プロフィール】
2021年 ワインに本格的に目覚める。
2022年 J.S.A.ワインエキスパートに一発合格。
2023年 ワイン初心者のための情報サイト「コットンブログ」設立
ワイン愛好家を増やすため、ワイン仲間を増やすため、毎日がんばってます。

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初心者へのオススメ度

単純なおいしさと、用途を含めたコスパの両方でオススメ度を出しています。

おいしさ:61/100点(普通~高品質なワイン)

コスパ(3,851円):65/100点(日常飲む用としてコスパは悪くない)

合計:126点

コットン
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ジゴンダスとしては比較的低価格なので、ジゴンダスを飲んでみたければおすすめできます。

ワイン概要

ジゴンダス オー リューディー 2016 ドメーヌ サンタ デュック

フランスの南ローヌ地方というところにある、ジゴンダス村で作られたワインです。この村は有名で、品質が高く、経過年数の割に熟成感を味わうことができると言われています。

ドメーヌ(造り手)はサンタ デュックで、ジゴンダスのチャンピオンとも言われるドメーヌです。

有名な神の雫というワイン漫画(私も好きです)では、使徒という超秀逸なワインを探していくストーリーなのですが、主人公がサンタ デュックのジゴンダスを使途だと思うくらい、とても良くできたワインです。

コットン
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その割にコットンポイントが低いですが、これは収穫年によるブドウの出来や、飲み頃かどうか、さらには私の好みもありますので気にしないでください。

テイスティングコメント(上級者向け)

コットン
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ワインを勉強している方に向けて載せているので、ビギナーの方は飛ばして問題ありません。

外観は澄んだ輝きのあるオレンジがかったガーネットで熟成のニュアンス。粘性はやや強い。

香りはカシスを中心にブラックベリー、シナモン、ナツメグ、甘草、すみれ、ボタン、やや腐葉土、キノコのニュアンスも。

アタックは強くタンニンは力強い。酸は豊かで余韻は長い。

ビギナー向けの解説

外観

中心は濃い紫色で、外側に行くにつれてオレンジみが出てきています。

外側がオレンジっぽいことから、ワインになってからそれなりに熟成し、紫色のアントシアニンという物質が減っていることがわかります。

このことから、熟成による複雑な香りや味に深みが出ていることが予想されます。

ワインをくるりと回してみると、グラスを伝う液がゆっくり流れ、粘性がやや強いことがわかります。

このことから、ブドウがしっかりと成熟し、アルコールや糖分が強くなっていることがわかります

香り

カシスやブラックチェリーのような、濃い赤ワインをつくるブドウ品種に特徴的な果実の香りがします。

次にシナモン、ナツメグ、甘草のような、ヨーロッパの樫の木で作られた木の樽由来の香りがしてきます。

ボタンのようにしっかりとした花の香りもただよっていて、少しすみれの香りも感じます。

熟成しているため、腐葉土(自然が豊かな森にある、柔らかい地面)のような香りや、トリュフに近いキノコのような香りもふわりと感じます

コットン
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熟成年数の割には、香りから熟成のニュアンスを強めに感じ取ることができました。

味わい

フランスの中では暖かい産地になるため、アルコールは高めで、それによるアタックも強めになっています。

酸も豊かですが、ワインになってから7年間も熟成しているため、丸みがあり、酸っぱいという印象はありません。

総評

適度に熟成がかかっていて最初の飲み頃にきているように感じましたが、あと2年くらい若い年代のものを飲んだ方が、果実みが豊かでビギナーにはおすすめかと思いました

ただし作りとしては良くできたワインのため、熟成したワインが好きな方であれば、まだまだ寝かせてから飲んでも面白いと思います。

熟成の影響で、オリ(ワインのアントシアニンという色素が重くなって沈んだもの)が結構出ていますので、ビギナーの方が飲む際は、ゆっくり注ぐなどの注意をした方が良いと思います。

20℃くらいの室温にしっかりと戻してから飲んだ方が、このワインの広がりを感じられます。

コットン
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ビギナーの方はワインを冷やしすぎる傾向にありますので、このワインはしっかり常温に戻してからいただくのが良いと思います。

食事との合わせ方(マリアージュ)

果実みのあるワインが熟成のニュアンスも出している赤ワインなので、油の多すぎない肉料理に合うと思います

例えば牛ヒレ肉や鹿モモ肉のステーキにはよく合います

ジビエでも、クセが強すぎる肉にはおそらく合わないと思われるため、猪肉はおすすめできません。

また豚肉の場合は豚の味があまり強くないため、ワインに負けてしまう印象です。

肉料理を合わせる場合、塩コショウというよりも、主張の強すぎないソースがかかったものの方が合います(例えばマデラソースなど)。

ハムについては意外と合うものを選ぶ印象で、熟成期間の短いハモン・セラーノやプロシュートには合いませんでした。しっかり熟成したサラミ等と合わせると、味わいに奥行きが出て良いと思います。

オススメな使用シーンなど

カジュアルな雰囲気を持つワインでありながら、しっかりした肉料理に合わせることが出来るため、ちょっと特別な日に自宅で肉料理と共に飲むのが良いと思います。

また、カジュアルなビストロなどでリストにあるのを見つけたら注文してみると良いと思います。

ワインの紹介

コットン
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いかがでしたか?

他にも「ジゴンダス」と名がつくものは、果実味豊かで渋すぎず、飲みやすいものが多いです。

お店で見かけたらトライしてみてくださいね。

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