【神の雫掲載ワイン】高畠バリック プレミアム ロゼ 樫樽熟成 2018のレビュー

高畠ワイナリー バリック プレミアム ロゼ 2018 のレビュー レビュー
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日本を代表するワイナリーである高畠ワイナリー。

ここのロゼワインを飲んだのでレビューします。

◆今回レビューするワイン

コットン
コットン

高畠ワイナリーらしい樽の香りはしつつも少し控えめで、果実の香りを前面に出した素晴らしいワインでした。

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この記事を書いた人

【プロフィール】
2021年 ワインに本格的に目覚める。
2022年 J.S.A.ワインエキスパートに一発合格。
2023年 ワイン初心者のための情報サイト「コットンブログ」設立
ワイン愛好家を増やすため、ワイン仲間を増やすため、毎日がんばってます。

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初心者へのオススメ度

単純なおいしさと、用途を含めたコスパの両方でオススメ度を出しています。

おいしさ:59点(普通~高品質なワイン)

コスパ(2,197円):70/100点(日常用としては十分!)

合計:129点

コットン
コットン

高畠ワイナリーは高コスパワインが多い!

ワインの特徴

高畠 バリック プレミアム ロゼ 2018のボトルの写真

ワインの味わいについてレビューする前に、まずはこのワインの特徴について整理していきましょう。

製造元である高畠ワイナリーと、このワインの作り方についてを知っておくと味わいがイメージしやすいです。

また、近年成長が著しい日本ワインについても軽く触れておきましょう。

高畠ワイナリーとは

山形県 高畠町にあって、全国的に見てもかなり有名なワイナリーです。

コットン
コットン

それもそのはず、おそらくワイン漫画としては一番有名な「神の雫」で、主人公が「高畠ワイナリーの白ワイン(最上位グレード)は日本ワインの中でも頭ひとつ抜けている」と絶賛しています。

高畠ワイナリーは「樽の名手」として知られており、安価なワインでも木樽の香りがそっと香ります。

木樽の香り

ワインの発酵・熟成工程では、ステンレスのタンクもしくは木の樽が使われることが多いです。ワインの果実味を生かしたければステンレス、複雑にしたければ木樽にします。

通常、安価な白ワインで木樽を使用することはあまり多くありません。単純にステンレスタンクと比べてコストがかかるためです。

木樽についてもっと知りたい人はこちらもどうぞ

しっかりとした木樽の香りがありつつも、決して強く香るわけではないため、ほとんどの日本食に合わせることができます。

高級感と料理への合いやすさをベストミックスした、高品質なワインが多いワイナリーです。

コットン
コットン

「日本で一番おすすめのワイナリーは?」と聞かれたら、私は高畠ワイナリーを推します!

高畠バリック プレミアム ロゼ 樫樽熟成 の作り方

赤ワイン用のブドウを使用し、途中までは赤ワインと同じ手法で製造するセニエ法で作られています。

セニエ法って何?という人はこちらを読んでみてください。

ロゼワインの製造方法の中で最も色が濃くなりやすく、比例して香りや味わいも豊かになっているため、ワイン単体で飲んでもおいしく飲めます。

特に赤ワイン好きにオススメできるロゼワインです。

使用しているブドウはメルロー67%、カベルネ・ソーヴィニヨン23%、プティヴェルド10%で、メルローはしっかりと成熟したものを使用しています。

成熟度の高いブドウは糖度が高いためエタノールが作られやすく、アルコール度数が高めになる傾向があります。

コットン
コットン

香りも甘い香りに変化しており、酸味もまろやかになることから、初心者におすすめできる味わいになっています。

オーク樽(木樽)で8か月熟成しているため、ワインに木の香りが移っていて複雑みが増し、「良いワインを飲んでいるなぁ」と思わせてくれます。

ブドウの出来にこだわっているため、2018年は3,105本しか作られなかったようです。

日本ワインの現在

日本人はあまりワインを飲まず、飲むとしても海外のものが多いと思いますが、実は日本ワインは近年世界で注目されています。

ワイナリーの数もどんどん増えていて、品質向上も目覚ましく、全国各地で「これは!」というワインが登場しています。

先日行われたG7広島サミットでも、高品質な日本ワインがたくさん出ていました

今後大注目の日本ワイン。自分の地元を応援する意味でも、飲んでみてはいかがでしょうか。

テイスティングコメント

澄んだ輝きのあるオレンジがかったラズベリーピンク。

香りはいちご、ラズベリーに加え、熟したリンゴとすみれ、バラの香り。木樽由来のシナモンやトーストした香りも。

酸味が豊かだが若干ハチミツのニュアンスがあるため口当たりは優しい。タンニンはマイルドで後味にコクを与える苦味がある。

甘味が少なく幅広い料理に寄り添ってくれるワイン。

初心者のための味わい解説

ここからは初心者のためにかみ砕いて説明します。

外観

高畠 バリック プレミアム ロゼ 2018をグラスに注いだ写真

外観はロゼワインとしては濃いめのピンク色をしています。

5年前のワインであり、木樽で熟成させていることから、ワインの縁の部分は若干オレンジっぽく見えます。

コットン
コットン

ワインは赤白ともに熟成によって縁がオレンジっぽくなるので、外観を見るだけでも熟成度合いが結構わかります。

香り

イチゴやラズベリーのような、甘みのある赤い果実の香りがしっかりと漂います。

さらに原料となるブドウがしっかりと成熟しているため、熟したリンゴの香りもあり、少し甘い香りもします。

基本的には果実の香りが中心ですが、花の香りも漂っていて優雅です。

さらに木樽由来のローストした木の香りがほんのりと香り、アクセントを与えています。

コットン
コットン

高畠ワイナリーのワインの中では木樽の香りは控えめで、果実の香りを強く感じる印象です。

味わい

酸味はしっかりと感じますが、酸っぱい印象は無くマイルド。

アルコール度数がそれなりにあるため、口の中でボリュームを感じます。

果実の成熟度が高いため、はちみつにも似た甘い味わいがあります。

総評

コットン
コットン

高畠ワイナリーらしい、果実味と木樽がバランスよくまとまった非常に高コスパなワインでした。

個人的には木樽の香りが大好きなので、もう少し樽の主張があっても良いかな?と感じますが、今くらいのバランスの方が初心者にはおすすめできます。

高畠 バリック プレミアム ロゼ の用途

生肉を使ったユッケ風の料理

かなり幅広く料理に合ってくれるイメージですが、しっかりと成熟したブドウを使っているため、基本的には味が薄めの肉料理に合うと思います。

例えばポークソテー、ローストビーフ、ハムは鉄板です。

また、ユッケのような生の肉料理にこそ真価を発揮するでしょう。

あとは合う料理の幅の広さを活用して、魚料理と合わせるのも良いです。

基本的には火を通した魚の方が良いですが、ぶりの刺身をさっと湯通ししてカルパッチョを作り、それに合わせるととてもおいしいです。

今回紹介したワイン

高畠ワイナリーらしく、単体でも飲めるし料理にも幅広く合う、高コスパな素晴らしいワインでした!

同じ高畠ワイナリーの白ワイン(シャルドネ)についてもレビュー記事がありますので、良ければこちらも見てみてください。

そのほかの高畠ワイナリー ワインレビュー

コットン
コットン

今回は大好きな高畠ワイナリーのロゼについてレビューしました!

全てのワインが高コスパで、ハズレもなくて良いですね!

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