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ロゼワインってほとんど白ワインみたいなものや、すごく赤いものがあるよね?
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実はロゼワインの作り方は4種類もあり、作り方ごとに色味や味わいが違うんです!
ロゼワインの作り方は直接圧搾法・セニエ法・混醸法・アッサンブラージュ法と呼ばれるものがあります。
ただし、言葉で説明されてもなかなかイメージしづらいのがロゼワインの特徴。
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しかしロゼワインは、作り方がわかれば味わいもイメージできるようになるんです。
そこで今回は、言葉で説明されてもよくわからないロゼワインについて、分かりやすく図解つきで解説します。
作り方や味わいの特徴を知れば、気分や料理に合わせてロゼワインを選ぶことができるようになりますよ。
ワインを勉強中の方の基礎固めにもなりますので、是非最後まで読んでみてくださいね。
ロゼワインとは?
その名の通り桜色をしたワインのことで、黒ブドウのみから作るタイプと、黒ブドウ&白ブドウで作るタイプがあります。
日本では甘口の印象がありますが、世界的に見ると圧倒的に辛口が多く、肉・魚・野菜など、何にでも合わせやすい特徴を持ちます。
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味わいと色はリンクしています。
赤ければ赤ワインっぽく、白ければ白ワインっぽくなります。
ロゼワインの作り方と味わいの特徴
ロゼワインの作り方を知る際には、赤ワイン・白ワインについて知っておくと非常にスムーズです。
以下の記事で詳しくまとめていますので、より理解を深めたい場合は以下の記事も合わせてお読みください。
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「ロゼワインの作り方だけわかればざっくり良い!」という人はスルーでOKだよ!
ロゼワインについては大きく4つの方法で作られていますので、順番に解説していきます。
混醸法
![ロゼワインの作り方、混醸法の図解](https://cottonblog-wine-expert.com/wp-content/uploads/2023/05/63fc1d2c7057b98132e093c3b87e1a93.jpg)
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赤ワインに使う黒ブドウと、白ワインに使う白ブドウを混ぜ、赤ワインを作る要領でワインを作るとロゼになるよ!
黒ブドウと白ブドウを破砕して混合し、一緒にしたものを発酵・醸造させます。
すると、黒ブドウの果皮からは色素がたくさん出るものの、白ブドウの果皮からはあまり出ず、中間的なロゼ色になります。
この方法はブドウの種類やブレンド比率によって味わいや色合いが多種多様で、特徴を一概に述べることはできません。
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黒ブドウの色を白ブドウでどれだけ薄くするかで、色を調整できる!
直接圧搾法
![ロゼワインの作り方、直接圧搾法の図解](https://cottonblog-wine-expert.com/wp-content/uploads/2023/05/2d2a7c4e661bd24089796172dcaa48fd.jpg)
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黒ブドウを使って白ワインを作るイメージだよ!
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白ワインのブラン・ド・ノワールと全く同じ方法だけど、もう少し色素抽出を行う!
黒ブドウを収穫して破砕した後、圧搾(プレス)します。
これによってほんのり色のついたジュースが得られるため、これをもとにワインを作ります。
軽く絞るだけなら淡い色合い、ぎゅっと絞ると濃い色合いになりますので、ある程度色のコントロールはできますが、他の方法で作られたロゼワインより淡い色合いになることが多いです。
セニエ法
![ロゼワインの作り方、セニエ法の図解](https://cottonblog-wine-expert.com/wp-content/uploads/2023/05/9f9973d041118c94c9574c3408f5de11.jpg)
セニエというのはフランス語で「血抜き」を意味します。
黒ブドウを収穫し、破砕をしたぐちゃぐちゃのものをしばらく置いておくと赤ワインになるのですが、これを短めに置くと、色素抽出が十分ではないためロゼワインになります。
この方法で作られたロゼワインは色が比較的濃く、果実みが豊かなものが多いです。
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赤ワインに近い味わいになるよ!
アッサンブラージュ法
![ロゼワインの作り方、アッサンブラージュ法の図解](https://cottonblog-wine-expert.com/wp-content/uploads/2023/05/b9f0aa522cdc1bd2ef38c531a04d62b6.jpg)
ヨーロッパでは、シャンパーニュ以外は認められていない作り方です。
単純に赤ワインと白ワインを作って、混ぜればロゼになります。
ほとんどの産地で認められていない製法ですが、シャンパーニュ地方は寒すぎてワインの出来が安定しないため、あとからアッサンブラージュすることを認めています。
ヨーロッパ以外の産地では認められているため、新世界ロゼだとたまにあります。
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味はともかく、家庭でもできる・・・。
オススメのロゼワインは?
日本人はあまりロゼワインを飲まないと言われています。
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ロゼワインは甘口のイメージが浸透していて、食事に合わせにくいと思われがちだから、と言われています。
ただし世界的に見るとロゼは辛口がほとんどで、どんな食事にでも合うと言われています。
そこで食事と共に取ることを前提に、味の好みに応じておすすめのロゼワインを考えてみます。
ワインの酸味が苦手な人向けのロゼワイン(赤ワイン寄りのロゼ)
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白ワインよりも赤ワインが好きなタイプの人はここに当てはまります。
酸味が苦手な人には、セニエ法で作られたロゼワインをおすすめします。
この方法で作られたロゼワインは赤ワインの渋みをマイルドにしたような味わいのため、白ワインのような酸味が苦手な人でも飲みやすいものが多いです。
セニエ法でできたロゼワインのおすすめ銘柄は後述しますが、お店で選ぶ際は色の濃いものを選ぶとセニエ法のものであることが多いです。
セニエ法で作られたオススメのロゼワイン
◆高畠バリック プレミアム ロゼ 樫樽熟成(高畠ワイナリー)
メルローというブドウと、カベルネ・ソーヴィニョンというブドウをブレンドして作られているワインです。
ブドウはしっかりと熟したものを使っているため、完熟した甘みもありつつ、料理に寄り添う造りになっています。
高畠ワイナリーのワイン全般にいえるのですが、木の樽由来の上質なナッツっぽい香りがする、いわゆる高級ワインの作り方をしているのにも関わらず、料理の味を邪魔しないように一歩引いて寄り添ってくれる印象があります。
これによってどんな料理にも合わせやすくなっており、使い勝手の良いワインとなっています。
ワインの渋みが苦手な人向けのロゼワイン(白ワイン寄りのロゼ)
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「フルボディの赤ワインが苦手!」という人はここに当てはまります。
このような人には、味わいが白ワインに近い直接圧搾法のロゼワインをおすすめします。
直接圧搾法のロゼワインは、白ワインの香りを華やかにしたようなニュアンスのため、渋みが苦手でもするする飲めることが多いです。
直接圧搾法のおすすめロゼワイン
◆トーレス ヴィーニャ エスメラルダ ロゼ
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スペインのガルナッチャというブドウで造られたワインです。
見た目のようにかなり白ワインに近い味わいですが、酸味が少し穏やかになっているため飲みやすく、しっかりと太陽を浴びたブドウの果実味を感じることができます。
ハム・サラミ・火を入れた魚介系の料理・サラダなど、大半の前菜に合います。
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爽やかな白ワインに、バラの花やラズベリーの香りを足した印象でおいしいよ!
いかがでしたか?
日本では敬遠されがちなロゼですが、作り方や味わいを理解すればとても使いやすいワインです。
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何よりも見た目がきれいなので、グラスに入れて写真を取れば、ホームパーティーの写真が一気に映えること間違いなしです!
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