フィラディスワインクラブさんから、プレゼントいただいたイタリアワイン。
アリアニコというブドウ品種を使った、イタリア カンパーニア地方の赤ワインです。
↓今回はフィラディスさんの直販サイトから送っていただきました。

アリアニコという品種をまだあまり飲んだことがない人にはぜひ飲んで欲しい、アリアニコの魅力たっぷりなワインでした!
ヴィノジア タウラージ サンタンドレアのおすすめ度

初心者向け:★★★☆☆
飲みなれた人向け:★★★★☆
マニア向け:★★★★☆

深みがあるフルボディだけど優しいワイン!
ヴィノジア タウラージ サンタンドレアの特徴
南イタリアの代表的な品種であるアリアニコ種100%のワイン。
有名な都市のナポリがある、カンパーニア州で作られるワインです。
アリアニコを使ったワインで特に有名なのはタウラージとアリアニコ・デル・タブルノの2つですが、比較的軽めな味わいのアリアニコ・デル・タブルノに対し、重厚感があって長期熟成できるのがタウラージ。

このワインも重厚感があっていい感じでした!
ヴィノジア タウラージ サンタンドレアの味わい

外観
澄んでいて、ぎりぎり向こうが透けて見えるような深いルビー色。
粘性はトロリとしていて濃さを感じます。
エッジがほどよく褐色がかっていて、熟成し始めている感じがします。
香り
高いアルコール度数のおかげで、香り成分が揮発しやすくなって華やかに感じられます。
プルーンのような熟した果実に、甘草やクローブと言った甘さを持ったスパイス類、スモーキーな香りもしっかりとあります。
若干干しイチジクやキノコの香りもあり、熟成のニュアンスもありつつ、高カカオなチョコの香りもあって複雑です。
味わい
酸味・渋み・アルコール感いずれも強いです。
しかし嫌な強さではなくしっかり混ざり合った印象で、深みを感じます。
飲み込んだ後の余韻も長く、スモーキーな香りとは対照的に果実の印象が続きます。
総評
しっかりと飲みごたえのある、南イタリアの赤ワインという感じ。
しかしタウラージらしい包容力もあり、高級感を感じさせる作りです。
少し温度を高め(20℃くらい)にして飲んだ方が、包容力を感じられておすすめです。
ヴィノジア タウラージ サンタンドレアが合いそうな料理
スモーキーな印象のあるワインなので、燻した香りの強いウインナーには間違いなく合います。
試してみたところ、豊富なタンニンがウインナーの油を程よく洗い流し、おいしくいただくことが出来ました。
また、シナモンをたくさんかけたパンも相性◎。
温度を高めにすれば酸味や渋みがマイルドになるため、パンが持つ小麦の甘さを包み込み、良い感じに調和してくれると思います。

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