ヴィノテラスワインスクールが提供しているブラッシュアップ講座。
ヴィノテラスワインスクールが提供している学習順序の3番目にあたり、ソムリエ・ワインエキスパート有資格者やWSET2以上を対象にしています。

今回は2025年2回目の講義であるボルドー編を受けたので、講義の内容をご紹介します。
講師のヤン先生がかなり熱く講義をしてくださり、通常2時間の講座が3時間になるというイレギュラーっぷりでしたが、その分濃密な講義でした。
アーカイブ動画で学習すれば負担もなく学習できるのでおすすめでした。
ヴィノテラスワインスクールとは?

前述したようにオンライン学習でソムリエ・ワインエキスパート講座、エクセレンス講座、趣味として楽しむ講座などを展開しています。
他のスクールにはない特徴なのが、ソムリエ・ワインエキスパート合格者向けの講座としてブラッシュアップ講座、さらなる学習の場としてマスタークラス講座が用意されている点。
ソムリエ・ワインエキスパート講座 ⇒ ブラッシュアップ講座 ⇒ マスタークラス講座 ⇒ エクセレンス講座 という学習の道筋が用意されているため、毎年着実にレベルアップできますよ!

ワインエキスパート資格取った後は、目標を見失いがちなんだよね。
資格取得後のレベルアップ方法が明確になっているので、燃え尽き症候群を防ぐことができます。
ヴィノテラスワインスクール ブラッシュアップ講座とは
今回受講したブラッシュアップ講座をもう少し詳しく解説します。
ブラシュアップ講座は、ずばりワインエキスパート合格後~ワインエキスパートエクセレンス受験前 程度の方を対象にレベル設定されています。
そのため、ワインエキスパートを合格できるレベルにない人にはやや難しい箇所もあります。

「難しすぎてついていけない」というレベルではないけど、細かいところが理解しきれないかも!
自信のない方はまずワインを楽しむ講座を受けてみて、ヴィノテラスのレベル感をつかんでみると良いでしょう。
ヴィノテラス ブラッシュアップ講座 受講の流れ
ここからは、実際にヴィノテラスワインスクールの講座申し込み~受講までの流れを見ていきましょう。

オンラインのスクールってわからないという人も、これを見ればOK!
ブラッシュアップ講座に申し込む方法
まずはヴィノテラスのサイトから、ブラッシュアップ講座に申し込みます。
講座がとても多いため、下記から直接ブラッシュアップ講座のページにアクセスすると早いですよ。
気になる講座だけを個別に申し込んでも良いですが、1~6月の講座を一括で申し込むと3,300円オフになるので、スキルアップしたい方にはこちらがおすすめです。

最初は試しに1講座だけ受けてみるのでもいいと思う!

僕は迷わず6講座申し込み!(笑)
ブラッシュアップ講座のテイスティングワインが届く
ブラッシュアップ講座に申し込むと、講義の2~3日前にテイスティングアイテム(6アイテム)が届きます。
※講座によって届くワインの種類や数は違います。

テキストとテイスティング用ワインがクール便で届くので、小瓶は冷蔵庫に入れておきます。

ワインセラーよりも冷蔵庫がおすすめ!
小瓶に入っているワインは普通のボトルより味わいが変わりやすいので、冷蔵庫に立てて入れておく方が良いです。
また講義中も、受講者が小瓶を冷蔵庫に入れている前提で講義が進みます。「そろそろ1番の小瓶を冷蔵庫から出してください」というアナウンスがあるので、それに従いましょう。
ブラッシュアップ講座を受ける方法
19:00~21:30にまとめて時間が確保できる人であれば、ZOOMでリアルタイム受講をするのが理想です。
わからないところは適宜質問できるからです。

その時間帯は、ちょうど育児で手が離せないから無理・・・。

大丈夫!翌日18時から録画が公開されるよ!
私もそうですが、19:00-21:30の時間帯は、ちょうど食事の後片付け、子供のお風呂や寝かしつけの時間ですよね。
そんな人に向け、ヴィノテラスでは翌日18時頃から当日の録画が公開され、それ以降はいつでも何回でも視聴可能になります。
一日30分しか時間が確保できない人でも、少しずつ学習できるというわけ。

実際に僕は、3日に分けて2アイテムずつ飲みながら学習したよ!
忙しい人にこそ、ヴィノテラスがオススメな理由はここにあります!
ブラッシュアップ講座 ボルドー編の内容を紹介
今回受講したボルドー編のの講座はこのような内容です。


ボルドーは何といっても暗記が多いよね!

ブラッシュアップ講座では、逆に暗記はひとつもなかったよ!
ブラッシュアップ講座のボルドー編では、ワインエキスパート試験の時に行ったようなシャトーの名前を暗記したり、ワインのタイプを暗記したりすることはしませんでした。
それよりも「マルゴーとポイヤックのテロワールの違いは?」など、ワインの生産地としての特性の理解を深く行うことを優先する印象。
もう少し詳しくレポートします。
ワインメイキング講座の内容を紹介!
講座の内容は次のようなものになっていました。
例えば「シャトー・ムートン・ロートシルトとシャトー・マルゴーの違いは?」と聞けば、ほとんどのワインエキスパートたちは答えることができると思います。
でもポイヤック村とマルゴー村のテロワールと、ワインの味わいについて答えられる人はやや少なくなるのではないでしょうか。
ボルドー地方は綺羅星のように輝くシャトーがたくさんあるだけに、シャトーを軸にした知識が多くなってしまいがちです。
もっと俯瞰してみたときに、ワイン産地としてどういう特徴を持っているのかを知ることが重要だと学びました。
ブラッシュアップ講座 ボルドー編の良い点
ここでは、ワインメイキング講座を受けて特に良かったと感じた点を挙げます。

あと、講師のヤン先生の「ボルドーの格付けワイン コスパトップ3」が聞けたので紹介しておきますね!
ヤン先生激押し! シャトー・ラグランジュ

日本の飲料メーカーであるサントリーが経営して、近年著しい品質向上しているシャトー。
ヤン先生いわく、「世界中で取り合いになっているので価格が高騰する可能性が高い」とのこと。
ヤン先生おすすめ2 シャトー・サン・ピエール

ヤン先生おすすめ3 シャトー・ラスコンブ

ブラッシュアップ講座 ボルドー編の良くない点
逆に、もうちょっと良くしてほしい点はこちら。
前回のワインメイキング編と同じく、内容はすごくいいのにテキストがちょっと弱いです。
まとめ ブラッシュアップ講座 ボルドー編を受けた感想
ブラッシュアップ講座 ボルドー編を受講した感想をまとめます。
ブラインド対策としてボルドーワインは避けていましたが、もともとボルドーは大好きなワインが多い産地なので、今回の講座を受けて興味が再燃しました。

これからはボルドーワインもしっかり飲んでいこうと思いました!
ブラッシュアップ講座は、一年を通して様々な講義が行われています。
ここまで読んでいただいた方は、せっかくですので一度覗いてみてくださいね。
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