【ソムリエ試験】シャルドネ(アメリカ)を当てる方法と二次試験模範解答

【ソムリエ試験】シャルドネ(アメリカ)を当てる方法と二次試験模範解答 J.S.A.対策講座
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YUJI

【プロフィール】
2021年にワインに目覚め、2022年J.S.A.ワインエキスパートに独学で一発合格。2024年からブラインドテイスティング競技を始め、2025年に第1回ドンファンカップ3位。
助手のコットン君と共に、初心者から競技者まで、少しでも役に立つ情報を発信できるように頑張っています。

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ソムリエ・ワインエキスパート資格の二次試験はブラインドテイスティング。

基本的には「きちんとテイスティングコメントを書く能力があるか?」を確認する試験なので、品種・生産地は正解しなくても受かります。

しかし近年は受験者のレベルも上がり、できれば正解しておきたいのも事実。

そこで、どうやってブラインドで品種と産地を当てるか、具体的なメソッドを解説します。

コットン
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テイスティングの行程ごとに、ワインエキスパートの思考方法を解説していくよ!

今回は「シャルドネ(アメリカ)」について解説します。

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コットン
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白ワインは赤ワインに比べて難易度が高め。でも丁寧にやれば品種は正解できるよ!

味覚・嗅覚は人によって差があるため、今回の解説が全員に当てはまるわけではありませんが、考える道筋として参考にしてください。

↓品種別ブラインドテイスティング解説はこちら

赤ワイン白ワイン
ピノ・ノワール
カベルネ・ソーヴィニヨン
テンプラニーリョ
シラー
ネッビオーロ
ソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネ(アメリカ)
甲州
リースリング
シャルドネ

シャルドネ(アメリカ)の基本情報

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Chardonnay
名称ムロン・ダルボワ、オーセロワ
外観とろりとした粘性の濃いイエロー
香りバニラ、ココナッツ、モモ、洋ナシ
味わいボリュームのあるアルコールとまろやかな酸味
見分けるポイント外観・香り・アルコール度数

世界中で栽培されているシャルドネ。

ブドウ自体の個性が少ないため判別しにくいものの、カリフォルニアのシャルドネだけは異質な特徴を持っており、難易度が非常に低いです。

最も重要なのは外観。明らかに濃い色調のイエローで粘性も高く、二次試験に出る他の品種とは似ても似つきません。

まずは外観から「アメリカのシャルドネかな?」と思えるようにしておき、香りと味わいは確認作業と考えておきましょう!

シャルドネ(アメリカ)をブラインドで当てる方法

シャルドネ(アメリカ)は、数回練習しておけば比較的簡単に当てられる品種のうちのひとつです。

最も重要なのは外観。次に香りとアルコール度数です。

順番に見ていきましょう。

外観(色調)を確認する

二次試験の白ワイン外観は、明らかに濃いイエローか、それ以外かを最初に確認しましょう。

試験に出るほとんどの白ワインは①に該当しますが、シャルドネ(アメリカ)は②となります。

つまり、外観だけでかなり選択肢を絞り込めるということ。

さらにシャルドネ(アメリカ)は高アルコールのため、とろみ・輝きも強いため、フランスのシャルドネと比較して練習しておけば必ずわかるようになります。

③の色調は日本の甲州などが該当する色調。透明感が強いので即座に外しましょう。

香りで自信を強める

外観でシャルドネ(アメリカ)と考えられる場合でも、念のため「他の品種の可能性はないか?」と考えましょう。

コットン
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テイスティングにおいて一番の敵は「この品種だ!」という思い込みだよ!

そのうえで、入念に香りを確認します。

シャルドネ(アメリカ)の場合、最初にかなり強いアメリカンオークの香りが感じられます。

アメリカンオークって?

ワイン作りに使用される木樽。ヨーロッパではフレンチオークを使うことが多いが、アメリカではアメリカンオークを多用する。フレンチオークはシナモンやバニラの香りが強いが、アメリカンオークはココナッツの香りが強く出る。

木樽の素材の違いはブラインドテイスティングに役立つため、ぜひ比較練習しておきましょう。

二次試験に出るワインはわかりやすいので、練習すれば木の素材までわかるようになります。

アルコール度数で最終確認

外観と香りでシャルドネ(アメリカ)の可能性が非常に高まったとします。

しかし何度も言うように、ブラインドテイスティングで思い込みは禁物。

最後はアルコール度数をしっかりと確認します。

シャルドネ(アメリカ)の場合、アルコール度数は14%±0.5%程度。

二次試験に出る白ワインの中では最強クラスです。

強いアルコールを感じることを確認し、品種の回答を行いましょう。

シャルドネ(アメリカ)の特徴がわかるワイン

このワインはアメリカンオークのココナッツ感に加え、果実の成熟度やアルコール度数などの特徴が出ていてわかりやすいです。

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比較する場合、フランスのシャルドネを試してみましょう。

シャブリは木樽もなく、比較すると違いが分かりやすいです。

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ブラインドテイスティングを鍛える方法

ブラインドテイスティングを鍛える方法は、なんといってもブラインドテイスティングをたくさん行うこと。

ブラインドで飲むことにより、少しでもワインから情報を得ようとするクセをつけましょう。

たくさんの種類をブラインドで練習するには、ヴノテラスのブラインドセットが最もコスパが良かったです。

少し値は張りますが、回答用紙や講師の模範解答も届き、本番さながらのテイスティングをすることができます。

ただしブラインド小瓶セットは二次試験が近くならないと販売されません。

それまでの間は下記のような品種別ワインのハーフボトルセットをお勧めします。

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シャルドネ(アメリカ)の模範回答

最後に、シャルドネと思われるワインが出題された場合に選ぶべき、オススメの回答をご紹介します。

アメリカのシャルドネは分かりやすいですが、試験に受かるという意味では「品種を外しても70点は取れる」ような選択肢を選ぶことが大切です。

下記の模範解答なら品種を外しても合格点が狙えるため、しっかり覚えておきましょう。

外観のおすすめ選択肢

項目表現
清澄度澄んだ
輝き輝きのある
色調黄金色がかったイエロー
濃淡やや濃い
粘性やや強い
印象成熟度の高い、濃縮感がある

香りのおすすめ選択肢

項目選択肢
第一印象開いている、フレッシュな
特徴果実:リンゴ、洋ナシ、白桃
花:スイカズラ、アカシア
香辛料 他:トースト、バニラ、乳製品
印象若々しい、第一アロマが強い、木樽からのニュアンス

味わいのおすすめ選択肢

項目選択肢
アタック強い
甘み豊かな
酸味なめらかな
苦みコク(深み)を与える
バランスまろやかな
アルコール強い
余韻やや長い

総合評価のおすすめ選択肢

項目選択肢
評価成熟度が高く、ゆたかな
適正温度11~14℃
グラス中庸
収穫年2年前

覚えたら、実際にブラインドで試してみよう

ここまで、アメリカのシャルドネをブラインドで見分けるポイントを解説してきました。

ただ、「樽香が強い」「果実が熟している」と覚えるだけでは、実際のブラインドで産地まで判断するのはなかなか難しいものです。

本番で必要なのは、

「何を感じたか」→「何が候補になるか」→「何を根拠に絞り込むか」

を自分で考える力。

そこでCB Winesでは、ブラインドテイスティングを練習するためのWebアプリ 「BlindTastingLab(BT)ラボ」 を作りました。

この記事で覚えたポイントを、今度は実際のワインで試してみてください。

記事を読む → ブラインドで飲む → BTラボで考える → 答え合わせ → 間違えたところを読み返す

この繰り返しがおすすめです。

アメリカのシャルドネなら、黄色系果実の熟度、樽由来の香り、酸の強さ、アルコール感を組み合わせて、「シャルドネ」からさらに産地まで踏み込めるか挑戦してみましょう。

コットン(助手)
コットン(助手)

品種を当てたあとに「どこのシャルドネ?」まで考えると、練習の密度が一気に上がるよ!

▼ 記事で覚えたことを実践してみる

【BTラボでブラインドテイスティングを練習する →】

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