
今回はイタリア北部のピエモンテ州から、カッシーナ チェックの『エルバルーチェ ディ カルーゾ』をレビューします!

ピエモンテの土着品種「エルバルーチェ」を使った、キリッとした酸とフレッシュ感が魅力の白ワインだね!
グラスに注ぐと、微かな気泡やグリーン感があり、まだまだ若々しい印象を受ける1本。
オーストリア・カンプタール地方のグリューナー・ヴェルトリーナーを彷彿とさせる、スパイシーさと果実味のバランスが非常に面白いワインでした。
しっかりとした酸と心地よい苦味があり、「これは絶対に焼鳥(塩)に合わせたい!」と思わず笑みがこぼれてしまう味わいです。
いつものシャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは少し違う、食事に寄り添うキレのある白ワインをお探しなら、ぜひ一度お試しください。
今回レビューするワインはこちら!
1. このワインのオススメ度
単純なおいしさと、用途を含めたコスパの両方でオススメ度を出しています。
- おいしさ:50/50点(和食にも合う!クセになるキレとスパイシーさ)
- コスパ:48/50点(品質の高さを考えると非常に優秀な価格帯)
- 合計:98点

酸がしっかり伸びて、後半に感じる少しの苦味が食欲をそそるよ!キリッと冷やして飲みたいね!
2. ワインの特徴

- ブドウ品種: エルバルーチェ 100%
- 産地: イタリア / ピエモンテ州
- ワイナリー: カッシーナ チェック(Cascina Cieck)
- 価格:3,000円台
エルバルーチェ種とは エルバルーチェは、主にイタリア・ピエモンテ州北部で栽培されている白ワイン用の土着品種です。 強い酸味と豊富なミネラル感が特徴で、辛口の白ワインだけでなく、スパークリングワインや甘口のパッシート(陰干しワイン)まで幅広く造られるポテンシャルの高いブドウです。透明感のある色合いと、リンゴや柑橘類、ハーブを思わせるアロマが魅力です。
3. テイスティングコメント(上級者向け)

外観はグリーンがかった淡いイエローで、グラスの内側に微かな気泡が見られ、非常に若々しくフレッシュな印象。 アロマはやや抑制的ですが、奥から柑橘類、青リンゴ、そして白胡椒のようなスパイス香と、ほんの少しの白い花のニュアンスが立ち上がります。
口に含むと、酸はしっかりと伸びがあり、骨格を感じる強さ。中盤からはしっかりとしたグリップがあり、フィニッシュにかけて心地よいほろ苦味が引き締めます。 全体的なプロポーションや白胡椒のニュアンスは、オーストリア・カンプタールのグリューナー・ヴェルトリーナーを強く彷彿とさせる、非常に興味深い1本です。
4. 初心者のための味わい解説
「酸っぱすぎないかな?」と思うかもしれませんが、ただ酸っぱいだけでなく、青リンゴやレモンのような爽やかな果実の香りがしっかりと感じられます。 開けたては少しピチピチとした微炭酸のようなフレッシュ感があり、口の中をスッキリとさせてくれます。 飲み込んだ後に残る「ちょっとした苦味(グレープフルーツの皮のような感じ)」が大人っぽく、食事と一緒に飲むことでさらに本領を発揮する白ワインです。
5. 料理とのマリアージュ(合わせ方)
このワインを飲んで真っ先に合わせたいと思ったのが焼鳥(塩)です! ワインの持つ柑橘の香りと白胡椒のスパイス感が、塩と黒胡椒を振って香ばしく焼いた鶏肉に、まるで「搾ったレモン」のように寄り添ってくれます。
- おすすめの料理
- 焼鳥(ねぎま、砂肝、軟骨などを塩で)
- 豚肉の冷しゃぶ(ポン酢やごま油を効かせて)
- 白身魚のカルパッチョ(オリーブオイルと岩塩)
- 山菜の天ぷら(ワインのほろ苦さとマッチします)
6. このワインの用途
- 週末のちょっといい晩酌に
- 和食や焼き鳥など、和風の肉料理を食べる日に
- 白ワイン好きの友人へのちょっとマニアックな手土産として
価格帯も手頃なので、普段の食卓を少しグレードアップさせたい時にもぴったりです。
7. 今回紹介したワイン
前評判に違わぬ、イタリア北部ならではの酸の美しさと土着品種の個性が楽しめる素晴らしいワインでした。
白胡椒のニュアンスとキレのある酸味が織りなす「グリューナーっぽい」魅力に、ぜひ酔いしれてみてください!



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