今回はうきうきワインの玉手箱さんの年始福袋に入っていたフランス ボルドー地方のワインを飲んだのでレビューします。
600年の歴史を持つワイナリーですが、2020年は新しく就任したニナ・ミジャヴィルさんが醸造したファーストヴィンテージとのことです。
あじわいの濃密さやピュアさがウリとのことです。
実際の味わいをレビューしていきますので、ぜひご覧ください。

ワインのおすすめ度

初心者向け:★★☆☆
飲みなれた人向け:★☆☆☆☆
マニア向け:★☆☆☆☆

ボルドーのエントリーワイン!
ワインの特徴
フランス ボルドー地方で安くておいしい産地として知られるカスティヨン・コート・ド・ボルドー。
果実味を主体にし、ややスパイスや木樽の香りがあるワインが特徴の産地です。
優良なテーブルワインが多いですが、このワインは・・・?
ワインの味わい
グラスの写真を取り忘れました、すいません。
外観
深みのあるガーネット系の色調で、かろうじて向こうが透けて見えるレベルの、濃いめのワインです。
レッグス(グラスの壁を伝う雫のこと)の様子を見ると、トロリとしていてアルコール度数の感じます。
涙にもしっかりと色素が入っている様子が見られ、原料ブドウの成熟度の高さを感じます。
香り
やや甘さを感じる、成熟したブラックベリーの香りとすみれの花の香りが主体です。
優しくバニラの香りもあり、木樽の印象も感じられます。
ボルドーらしい野菜や木の茎っぽい香りもあります。
味わい
アタックはしっかり強く、酸味もあり渋みも豊かです。
飲み込むとややイチジクやゴムっぽい香りがあり、少しだけ熟成が始まっているような香りを感じられます。
口中にしっかりとアルコール感を感じられます。
総評
カスティヨンのワインらしく、果実の香りを中心として花や植物的な香りが主体的です。
しかしボルドーの安価すぎるワインにありがちな、果実の香りだけが立つステンレスタンクのものとは違い、樽の香りもあってやや複雑化しています。
おいしいテーブルワインという印象ですが、あと数年~5年くらい熟成させるともう少し複雑味が増して面白いと思います。

近年の価格高騰を考えると、値段相応って感じです!
合いそうな料理
しっかりとボルドーのスタイルを表現しているワインながら、複雑すぎない味わいであることから、リーズナブルなお肉系のおつまみとよく合いそうです。
例えば手ごろなカルパスなどは、カルパスの脂身とワインの渋みがいいバランスで混じってくれそうです。
そのほか、ビーフジャーキーや肉のコンビーフなども合うと思います。
また、セブンイレブンの金のハンバーグはとてもよく合いそうでした。
入門用のボルドーワインとして、ペアリングを楽しんでみてくださいね。

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