ワインを開けた後の保存方法と保存期間は?ワインエキスパートが解説!

コラム
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ワインを飲みづらい理由のひとつに「空けた後に全部飲みきれない」という問題があります。

コットン
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確かにみんなで飲むときしか開けないイメージあるよね。。

しかし、ワインは適切に管理すれば1週間程度は日持ちするため、普通の人でも気軽に開けることができます。

また1週間くらいであれば、ワインを保管するための道具も特に必要ありません。

今回はワインの保存期間と方法を解説し、平日でも気軽に開けられるように説明します!

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火曜・水曜でも、ワインは開けていい!

開封したワインは、元の栓を使って再封する

ワインを抜栓した場合、最初に気になるのはフタをどうするか?です。

結論、もともとついていたコルクやスクリューキャップを使用すればOKです。

しかし多くの場合ワインはコルクで栓されているため再封しにくく、横置きすると溢れてしまうことも。

溢れないように、ワインの再封方法を覚えておきましょう。

コルクの場合はラップを巻いて差しなおす

コルク栓を抜いたあと、そのまま指し直すのは意外と難しいです。

そこで、「刺さっていたコルクを抜いてラップを巻き、ひっくり返して指し直す」という方法がおすすめ。

コルクにラップを巻くことで容器とコルクの密着性が上がり、保存性がアップしてこぼれにくくなります。

またコルクをそのまま指し直すのは難しいですが、クルッと回して反対から差し込むのは比較的容易です。

先端が差し込めれば、あとは体重をかけて押し込めばOK。

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コルクは半分くらい出ててもいいよ!

横向きに置いても溢れないので、一度やってみてください。

スクリューキャップの場合はキャップを閉めるだけ

普段飲まない人におすすめしたいのがスクリューキャップ!

特にニュージーランドやオーストラリアではほぼ全てのワインがスクリューキャップで、ドイツでもかなりの割合で取り入れられています。

見た目的に高級感はありませんが、コルク特有の不良(ブショネ)のリスクが無いため、外れを引くことがありません。

専用のソムリエナイフも必要なく、キャップを締めれば簡単に再封できます。

「スクリューキャップのワインって美味しくないんでしょ」などと思わず、コルクと変わらずおいしいものが多いのでぜひ一度飲んでみてください。

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私はスクリューキャップ大好き!楽だもん!

冷蔵庫に立てて置いておこう

場所の兼ね合いもありますが、できれば開封後のワインは立てて置いておきましょう。

横に寝かせると液面と空気の触れる面積が増え、ワインの酸化が促進されてしまいます。

立てて置くことで、接触面積を小さくできます。

また、温度が高いと酸化が進みやすいため、開封後の保管場所は冷蔵庫がおすすめ!

冷やすことでやや香りの印象は変わりますが、赤ワインでも常温に戻せばしっかりと香りを感じることができますよ。

赤ワインは抜栓後3日以内に飲もう

赤ワインを開封した場合、基本は3日程度で飲みきりましょう。

赤ワインにはタンニンやアントシアニンといった抗酸化作用のある成分が豊富に含まれており、これが酸素によって変化しやすいのです。

場合によっては、「最初は渋くて飲めなかったワインが、数日置くと丸くなった」のようにポジティブな変化が発生することもあります。

しかし、特にリーズナブルなワインでは数日以内に飲んだ方が良いワインが多いです。

冷蔵庫から出してしばらく置いておこう

開封後の保管は冷蔵庫がおすすめですが、飲む前には常温に戻しましょう。

季節にもよりますが、冷蔵庫から出してだいたい一時間程度置けばOK!

ただし何度も室温に戻したり冷蔵庫に入れたりすると、ワインがダメージを受けてしまいます。

数日かけて飲む場合、冷蔵庫から出してすぐにグラスに注いでボトルを冷蔵庫に戻し、グラスの状態で20-30分程置いておくようにしましょう。

ワインへのダメージを最小限にしつつ、香りを楽しむことができますよ。

白ワインは抜栓後一週間以内に飲もう

白ワインの場合、開封してから1週間以内に飲むことを心がけましょう。

白ワインは赤ワインに比べてタンニンやアントシアニンが少なく、味の変化が少ないです。

香り成分はやや影響を受けるため、特に香りが豊かなヴィオニエ種、ゲヴェルツトラミネール種のワインは少し早めに飲むのが吉。

だいたい1日一杯飲めば、1週間で飲みきれる量となります。

冷蔵庫から出してすぐ飲んでOK

白ワインの場合、冷蔵庫から出してすぐグラスに注ぎ、そのまま飲んでしまっても十分美味しいです。

ゆっくり飲めば一杯20分くらいかかりますので、その間に温度が上がり、香りもたってきます。

最初はフレッシュな酸味を楽しんだあと、徐々に豊かな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

年代物のワインはできるだけ早めに飲みきろう

ここまで保管方法について解説しましたが、年代物のワイン(10~20年以上前のワイン)については、早めに飲みきることをおすすめします。

一概には言えませんが、作られてから時間が経っているワインはデリケートで、温度変化にとても弱く香りもすぐに無くなりやすいです。

そのため、年代物のワインを開けるときはできる限り当日、遅くとも翌日には全て飲みきるようにしましょう。

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特別なワインを飲むときは、友達を呼んでみんなで楽しもう!

いかがでしたか?

平日にポンと開けづらいイメージのあるワインですが、意外と気楽に開けても大丈夫です。

より身近にワインを楽しんでみましょう。

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