【南アフリカ】ボッシュクルーフ　カベルネ・ソーヴィニヨン　メルロー　レビュー

南アフリカの新鋭ワイナリー「ボッシュクルーフ」の赤ワインを飲んだのでレビューします。

ボルドーワインを初心者向けに飲みやすくしたような印象のワインで、幅広い人に愛されるように感じました。

ワインのおすすめ度

初心者向け：★★★★☆

飲みなれた人向け：★★★★☆

マニア向け：★★☆☆☆

ワインの特徴

南アフリカで作られるワインで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローでできていることから「ボルドーブレンド」と呼ばれるタイプのワイン。

南アフリカにおける主要産地、ステレンボッシュで作られています。

ワインブティック　ヴァンヴァンさんで購入しました。いつもお世話になっております。

ワインの味わい

外観

非常に澄んでいて奥が透けて見えますが、色調はしっかりと濃いガーネットです。

適度に粘性があり、アルコール度数の高さや果実の成熟度の高さを感じます。

香り

カシスやブラックベリーといった果実やスミレの香りがあり、若干のピーマンっぽさも感じます。

フランスのボルドーワインによく似た香りですが、こちらの方がしっかりとブドウが熟している印象で、完熟フルーツと言った印象。

ヨーグルトの香りもありややマイルドで、飲みなれていない人にはこちらの方が好評かもしれません。

味わい

香り同様、飲み口もボルドーワインよりはややマイルドで、酸味はあるものの穏やかです。

渋みはしっかりと感じられるため適度な重さがあり、重めのワインが好きな人にはピッタリ。

辛口ですが、アルコール度数が14.0%と高いためやや甘く感じるのもポイントです。

総評

高級感を感じるというより、カジュアルでありつつも味わいの豊かさを感じられるワインでした。

尖った主張がない分、マニアの方には物足りなさがあるように思いますが、初心者からすると飲みやすく、おいしく飲めるように思います。

合いそうな料理

いわゆる王道のフルボディタイプでありながら、果実味豊かでマルイドな口当たりのため、幅広い料理に合いそうです。

牛肉は間違いなく合いますが、ワイン自体がそこまで高級な造りではないため、焼肉のタレのような味わいでも全体のバランスは取れそうです。

逆に、高級フレンチで出るようなソースには「ちょっと物足りない」感が出るような気がします。

渋みを強く感じるワインでは無いため、クッキーやビスケットと合わせるのも良いと思います。

クッキー由来のバターの香りに、果実をプラスしたような味わいになることでしょう。