低価格ワインとして有名なアルパカ。スーパー、コンビニ、ドラッグストア など、どこにでも置いてあります。
飲みなれていない人でも飲める、無難なおいしさがありますね。
今回は、アルパカの中でも渋みの少ない品種「ピノ・ノワール」を飲んだのでレビューします。
なお結論は、「可もなく不可もないが、積極的には買わない」でした。
その理由は、アルパカと同じくどこでも買える同価格帯ワインであり、シンガポール航空で採用実績のあるフロンテラ、
さらに、あと200円追加すればさらに評価の高いコノスルが購入できるため、あえてアルパカを買う理由が探しにくいこと。
詳細はレビューをご覧ください!
◆今回レビューするワイン
初心者へのオススメ度
単純なおいしさと、用途を含めたコスパの両方で初心者へのオススメ度を出しています。
おいしさ:40/100点(まずくはない)
コスパ:65/100点(普段飲み用として、値段を考えると頑張っている)
合計:105/200点(オススメはできないが、チューハイ代わりに飲んでも良いかも)
コスパは悪くないものの、ピノ・ノワール風味という印象です。
アルパカ ピノ・ノワール 飲んでみた
テイスティングコメント(上級者向け)
外観は明るいルビー。粘性はやや弱い。
ジャムにしたイチゴやラズベリー・チェリーの香り。ごく小さいゼラニウムの香りも。
アタックは優しく酸味・渋み共に穏やか。後味に特有の苦みを感じる。
非常にシンプルなワインで、果実味を楽しむことができる。
初心者向けの解説
外観
外観は少し薄めの色調で、ラズベリーのような赤みを帯びた色調。
粘度も高いわけではなく、軽い飲み口のワインのように感じられます。
香り
香りはかなりシンプルで、しっかり熟した数種のフルーツの香りがします。
いちご、ラズベリー、チェリーのような赤い果実を軽くジャムにしたような、甘さを持った香りですね。
ごくわずかにではありますが、ピノ・ノワールのゼラニウムのような香りも感じられます。
言い方は悪いですが、ピノ・ノワール風味な香りでした。
味わい
酸味・渋みはあまり強くなく、だれでも飲みやすくなるまで原料ブドウを成熟させているのだと感じられました。
後味は、ごくわずかな苦みを伴ってキレがある味わい。
個人的には、ワイン中に入っている亜硫酸などの添加物が一定量あるとこういう味わいになる印象です。
総評
やはり価格相応に、「シンプルに果実を味わう」という印象のワインでした。
しかしこの価格で栽培の難しいピノ・ノワールのワインが飲め、さらにピノ・ノワールらしい香りもわずかに感じられるため、一定の評価ができます。
マリアージュ(合う料理)は冷凍餃子!
アルパカ ピノ・ノワールは冷凍餃子と非常によく合いました。
実は、餃子の王将さんの店舗でアルパカのワインがオンリストされています。
王将さん(大好き)を参考に餃子と合わせてみたら、ぴったりだったというわけです。
またほとんどの冷凍食品には化学調味料が含まれていますが、化学調味料はワインと合わないことが知られています。
しかしアルパカなら、もともとワイン中に含まれている添加物の影響もあり、ワインの味わいを損なうことなく合わせることができるのです。
今回紹介したワイン
ワンコインということを考えれば十分な味わい。
しかしどうしても「しっかり作ったワインだな」と感じることはできず、ピノ・ノワール風味という印象でした。
できればあと200~300円追加し、コノスル(下記)にすることをおすすめします。
こちらであれば、「ちゃんと作ったピノ・ノワール」と感じることができます。
また、スーパーでは1コインで購入できるフロンテラ ピノ・ノワールの方が濃厚です。
フロンテラのワインは、業界最高水準の満足度を誇るシンガポール航空で採用されています。(2023年9月時点で実際に搭乗して確認)
↓採用ワインはこちら
いかがでしたか?
少し厳しいレビューとなってしまいましたが、価格のわりにおいしいのは事実です。
コンビニでも売っていてトライしやすいので、とりあえず飲んでみてはいかがでしょうか。
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