シグネチャー・コレクション・スパークリング・レッド 2016 レビュー

白ワイン
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友人がオーストラリア旅行に行った際に買ってきてくれたワイン。

日本ではまだ普通には買えないようですが、せっかくなのでレビューします。

コットン
コットン

「日本で飲めない」というのはマニア心をくすぐります!

ワインのおすすめ度

初心者向け:★★☆☆☆

飲みなれた人向け:★★★☆☆

マニア向け:★★★★☆

コットン
コットン

プティ・ヴェルドの魅力はそのままに、甘さと軽快さを付与したワイン!

ワインの特徴

  • ブドウ品種:プティ・ヴェルド 100%
  • 産地:オーストラリア クイーンズランド州
  • 収穫年:2016年
  • ワイナリー:シロメィ
  • 価格:不明(日本ではほぼ購入できない)

オーストラリアの主要なワイン産地ではないクイーンズランド州。ワイン生産量がそもそも非常に少ないです。

また、フランス ボルドー地方で主に生産されているプティ・ヴェルド種ですが、赤のスパークリングワインになることも稀です。

とてもユニークなワインですが、その味は果たして・・・?

My Wine Club

ワインの味わい

外観

スパークリングではありますが、炭酸ガス注入方式と思われ、泡は割とすぐに消えていきます。

泡がある以外は通常のプティ・ヴェルドのワインと大差がなく、ガーネットな色調。

色もやや濃い目で、少し熟成が始まっているのでエッジは褐色っぽくなっています。

香り

熟した果実とややイチジクの香り、シナモンのような香りも感じられます。

スミレの花の香りもありますが若干ピーマンの香りも乗っており、香りの印象はボルドーワインにも近いです。

スパークリングというより、普通の赤ワインの香りを嗅いでいる印象です。

味わい

泡がシャキッと感じられるものの、全体のバランスは赤ワイン。

プティ・ヴェルドの個性もしっかりあり、酸味・渋みがバランスよく感じられます。

また、やや残糖を感じます。

残糖の影響で、全体としてやや軽快なスタイルに仕上がっています。

総評

赤のスパークリングワインはあまり高級路線で作られることが少ないですが、こちらはしっかりしたプティ・ヴェルドのワインを泡で軽快にしたようなスタイル。

プティ・ヴェルドの品種個性はそのままに、残糖があってスパークリングにするという意味では、非常に面白いワインでした。

合いそうな料理

  • フルーツ全般

ほどよく甘みがあり、優しい渋みもあるため、生のフルーツと合わせれば調和しそうです。

また、フルーツ主体のおやつ(タルトやアップルパイなど)と合わせるのも良さそう。

ほどよい渋みと酸味で、後味をスッキリさせてくれるでしょう。

LULUSIA-ルルシア-/B

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