【アルゼンチンの高コスパワイン】ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネ レビュー

ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネ  レビュー レビュー
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1,000円台で香りが華やかで複雑で高級感があって、酸味が強すぎない白ワインがあったら気になりませんか?

今回、まさにそのようなワインを見つけたのでレビューしていきます!

今回ご紹介するワインはこちら!

初心者へのオススメ度

単純なおいしさと、用途を含めたコスパの両方でオススメ度を出しています。

おいしさ:65/100点(高品質なワイン)

コスパ(1,760円):85/100点(気軽に飲める価格でありながら高級感あり!)

合計:150点

コットン
コットン

4,000~5,000円と言われても納得できるレベル!

ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネの特徴

アルゼンチンの国旗

飲む前に、まずはワインの特徴を押さえましょう。

生産場所であるアルゼンチン、ワイナリー、ブドウの特徴、このワインの作り方について知ると味わいが経験になります。

アルゼンチンのワインづくり

アルゼンチンは標高がとても高く、昼は日差しが強く暖かいものの夜は一気に気温が下がります。

こういう気候(大陸性気候)では、成熟してもブドウの酸味が豊かなまま残っていて、キリッとしたワインになることが知られています。

よって、普通の土地ではブドウをしっかり成熟させると酸味が控えめになってしまいますが、アルゼンチンでは成熟させても酸味が残りやすくなります。

コットン
コットン

成熟したブドウの特徴である芳醇な香りと、白ワインの命とも言える豊かな酸味を両立できる、素晴らしい土地ということですね。

さらに、害虫が生育しにくい環境であるため、使用する農薬を極力減らすことができます。

農薬不使用のワインも珍しくなく、恵まれた気候条件と言えます。

ボデガ・ノートンというワイナリーについて

非常に品質の高いワインを作りながら、できるだけ低価格でお客様に提供することを徹底するボデガ・ノートン。

全てのワインが価格以上の品質と言われていて、日本に輸入するアルゼンチンワインの中で輸入量No.1のトップメーカーです。

10,000円のプレミアムワインもありますが、生産するほとんどのワインが1,000~3,000円台という手ごろさ。

コットン
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アルゼンチンは高コスパなワインが多いですが、その中でも頭一つ抜けているワイナリーと言えるでしょう。

ブドウ品種 シャルドネの特徴

シャルドネは世界中で栽培されていて、安い居酒屋にとりあえず一本おいてあるようなワインから、世界最高級ワインまで、幅広く使用されています。

香りはあまり強くなく、「ニュートラル品種」と言われます。

一方で温暖な産地で生育したシャルドネはトロピカルフルーツのような芳醇な香りを持ちます。

コットン
コットン

シャルドネは果実自体の香りが強くない分木樽とは相性がよく、木樽の良さをダイレクトに反映することができます。

ニュートラル品種とアロマティック品種

シャルドネや日本の甲州のように、果実本来の香りがあまり強くない白ブドウを「ニュートラル品種」と呼びます。逆に果実の香りが強いものを「アロマティック品種」と呼び、代表的なものはソーヴィニヨン・ブランリースリングがあります。

ちなみに必ずしも「ワインとしての香りが弱い=ニュートラル」ではないので注意しましょう。例えばニュートラル品種に木樽の香りを強くつけ、ワインとしてはかなり強い香りになったものも存在します。

バレル・セレクト・リミテッド・エディション の作り方

ボデガ・ノートンのワインは赤・白ともにしっかりと木樽を使うことが知られています。

バレル・セレクト・シリーズはボデガ・ノートンが生産する他のシリーズよりも木樽の香りが控えめなことが特徴的ですが、それでもしっかり木樽を使います。

しっかりと成熟してトロピカルな甘い香りがするブドウを収穫し、色々な木樽を使って熟成して香りのバランスを整えます

木樽で熟成するとどうなる?

白ワインでは、発酵中・熟成中の容器がステンレスタンク木樽かは非常に大きな差になります。ステンレスタンクではフレッシュな果実味が特徴的、木樽を使用するとまろやかで複雑なタイプに仕上がります。一般に、低価格帯ではステンレスタンクの方が多いです。

バレル・セレクト・リミテッド・エディション を飲んでみた

それでは実際に飲んで、レビューしていきましょう。

ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネ

テイスティングコメント(上級者向け)

外観は明るくやや淡いイエロー。粘性はやや強く成熟感がある。

香りはリンゴを中心に成熟した柑橘類やモモのようなトロピカルな香りで、ハイビスカスのように大きい花の香りもややある。優しいトーストとバニラの香りもしっかりと感じられる。

アタックはやや優しく、酸味も豊かだが丸い。やや甘味とコクのある苦味を感じる果実の成熟感と木樽のバランスが取れた完成度の高い一本。

初心者向けの解説

外観

ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネをグラスに注いだ外観

外観は少し濃いめな白ワインです。

液の粘度はサラサラよりも少しとろみがあり、濃厚な印象を感じます。

これくらい濃くて粘度が高いワインだと、おそらく使っているブドウがしっかりと成熟してから収穫したり、木樽で熟成させたものと推察できます。

香り

果実の香りとしてはリンゴやモモ、後は柑橘系の香りが漂います。

冷涼な産地で作られたシャルドネは柑橘っぽい香りですが、このワインは日中温暖な産地でしっかり成熟したように感じられます。

次いで木樽由来の木をローストした香りやバニラの甘い香りがします。

味わい

飲んでみると、酸味は豊かなことがわかるのに「酸っぱい」という印象にはなりません。

しっかり熟した果実の香りやバニラの甘いニュアンスがあるため、酸味がそこまで強い印象にならないこと。

また、木樽熟成によって酸味自体もトゲのある酸味から丸みのある酸味に変化していて、優しい口当たりとなっています。

一方で酸の量はしっかりとあるので、飲み込んだ後に口中をフレッシュに引き締めてくれます。

総評

甘めな香りと豊かな酸味のバランスが非常によく、単体でも料理と合わせても良いパフォーマンスを発揮するワインだと感じました。

料理とのマリアージュ(合わせ方)

鶏肉を好きレットで調理した写真

木樽の香りが豊かなため、香ばしいバターを使った料理にぴったりあってくれます。

魚よりもお肉に合わせるのがおすすめで、鳥モモ肉のバターソテーや塩コショウで焼いたものに合います。

また、豚肉にも合うでしょう。

一方で下手に魚料理と合わせると、ワインの素晴らしい香りによって魚の生臭さが強直されてしまう印象でした。

どうしても魚に合わせたいのであれば、冷蔵庫で2~3時間ほどかけてキリッと冷やし、樽の香りを控えめにしてあげると合うようになります。

ただ、やはり肉料理に合わせて欲しいワインですね。

ボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディションの用途

串に刺したバーベキューの写真

おすすめは、友達と焼肉をするときに飲むです。

前述したように魚よりも肉に合う白ワインのため、おすすめは焼き肉です。

価格も1000円台ですし、未確認ですがローソンでも売っている店舗があるようです。

バーベキューの時ローソンに寄って、見かけたらぜひ買っておきたいですね。

今回紹介したボデガ・ノートン バレル・セレクト・リミテッド・エディション・シャルドネ

今回紹介したボデガ・ノートンのバレル・セレクトシリーズ のシャルドネは、豊かな果実味と甘い香りが漂う、初心者に超おすすめなワインでした。

コンビニに置いているかもしれないので、要チェックです。

※なお自宅近くのローソン数店舗をチェックしましたが、見つけることはできませんでした。比較的レアなので確実に買いたい方は楽天やAmazonがおすすめです。

コットン
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今回ご紹介したワインは、超コスパワインと言って間違いないでしょう。

1000円台のアルゼンチンワインは高コスパですが、これはさらにワンランク上でした。

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